あっと言う間に9月も月末となりました。
先週はお彼岸、そして動物愛護週間でしたね。
皆さま、良い時間を過ごされた事と存じます。
さて、そのお彼岸と動物愛護週間を挟んでの2週間で、私たちは野良猫さんを2匹緊急保護致しました。
1匹目は成猫の野良猫の女の子です。
虐待現場からの緊急なご相談があり、通常、私たちは犬猫の御引き取りも譲渡活動もしていないので、御引き取りのご相談には対応していないのですが、回復にあるものの猫ちゃんが酷い怪我を負っていること、現在も虐待を受け続ける可能性が高い事があり、ご相談者さまのお力をお借りして、緊急に保護致しました。
比較的大人しい猫さんで、触れることも可能だったのが有り難かったです。
保護してみると思ったよりも怪我が回復してくれていて安心しました。
その後、病院にて各種メディカルチェックを受けたところ、まず、一歳くらいかなと思われていましたが、すでに2,3歳とのこと。
虐待でおった傷は回復にむかっていること。
奇跡的にノンキャリアで、ワクチンも打つ事ができました。
少し口の中の潰瘍などありますが、食が問題なくとれているので大丈夫とのことでした。
当初は持ち込み猫さんのお部屋に居たのですが、メディカルチェックの結果、他のお部屋に移動して、いまケージの中で他の猫さんと慣らし中です。
緊急保護に至るまで、面倒を見てくださっていた方々がびびちゃんと呼んでいたとの事で、こちらの施設でもそのままびびちゃんと呼ぶことにしました。
現在は感情も出てきて、なかなかお嬢様気質の猫さんかなと思います。よくおしゃべりする子です。
このまま元気に過ごして欲しいなと願っています。
2匹目は日曜日に建設資材置き場から緊急保護した1ヶ月半ほどの子猫ちゃんです。
資材置き場の隣は流れの早い1メートルも幅のある深い側溝で、向かいは交通量の激しい道路に、建設会社の駐車場と言う事で、最悪の危険な環境でした。
保護する2日ほど前に突然現れたとの事で、遺棄の可能性が高く思われます。
姿を現した子猫は見た目にも酷い猫風邪をひいているのがわかりました。
これは命に関わると緊急保護することになりました。
ですが、もし失敗したら、道路に飛び出たり、真横の側溝に落ちてしまう可能性があります。
慎重に慎重を重ねて1時間。何とか保護することに成功!
保護した子猫はまだまだ小さく、熱もあり、目も目やにでしっかり開かず、鼻水や涙目もひどい物でした。
すぐにウィンクルムの丘に同伴し、お湯を沸かしてホットタオルで身体を拭いたりして、ちゅーるで栄養補給しました。
施設に連れ帰ってからも熱も高くぼんやりして心配しました。
こまめにミルクなどをとらせて、投薬し、夜もおくるみで包み、体温で温めて、やっと今朝、お熱が少し下がり、自分で起き上がったり、遊んだりする様子も見せてくれる様になりました。
今は少し安定していますが、子猫で不安定なので、投薬を続けつつ、栄養補給して回復を促したいと思います。時間がとれたら病院に直行です。
とにかく保護できて良かったです。無邪気な様子をみるとホッとします。手遅れにならずによかった!
お名前は先住猫の生福くんと同じハチワレさんなので、一文字もらって幸せがくる様に来福(らいふく)くんとつけました。呼び名はらいちゃんです。
その様なわけで、9月も怒涛ですが、保護したからには責任を持って終生養護、頑張りたいと思います。
取り急ぎ、ご報告まで。
詳しくはInstagramやFacebookページもご覧ください。
それでは、残りの9月も元気に過ごして参りましょう。
いつもありがとうございます。
Justice
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