猫ちゃんの遺棄がありました

昨日、もう暗くなる直前にお隣の奥様が私たちの施設には駆け込んでこられました。

なんと、お昼間に敷地の真横で4ヶ月くらいの猫ちゃんの遺棄があったと言うのです。
その猫ちゃんが帰ってきて見てみたら、まだ森にいて鳴いているからなんとか助けてもらえないか?と。

詳しく伺ったところ、私達がウィンクルムの丘のお仕事に出ている間に、白い車に乗った女性がやってきて、白昼堂々と棄てて行ったそうです。

ちょうど昨日から当地は強い雨で、降り始めの時でした。
慌てて小雨の中、飛び出して、行ってみたら、木々の間で鳴いています。

鈴さんがすぐにご飯を用意して、ケージを用意して、捕獲作戦となりました。
お腹が空いていたのか、すぐに出てきてくれて、しばらく攻防戦がありましたが、30分ほどで保護することが出来ました。

その棄てて行かれた方にどんな事情があったのかわかりません。

ですが、どんな理由があろうとも、動物の遺棄は犯罪行為です。

また、今回は明らかに私達の家を狙ったものと思われますが、あそこに連れていけばなんとかしてくれると言う様な事を言って回る方も、それを信じて勝手に置いていく方も同罪です。

この猫ちゃんは猫より人に慣れている、甘えん坊さんの女の子ちゃんで、とても穏やかで、すぐに抱っこもできました。

ノミダニも居ないし、皮膚疾患も無いし、御手洗いもシートで出来るし、人に飼われていた事は明白です。

ちょうど4ヶ月くらいではないでしょうか。
ここまで育てたのなら何故?と思ってしまいます。

こちらは昨日の夕方から強い雨で、保護した時も雨でした。
その後から大雨になり、放っておけば雨に打たれて大変なことになっていたかも知れません。

現在も保護時間帯に雨に打たれていたのと、ストレスからでしょうか、少し体調を崩しています。

こんなお天気の日、にこんなに人慣れした子を棄てて行けるとは…。

人としての心はどうなっているのでしょうか?

そんな心を持つ人間がこの世に当たり前に居るという事実が残念でなりません。

つくづく、愛護活動もだいじだけれど、その行為を生み出す、『人の心育て』を先にしなければ、こう言った事は無くならないと確信する出来事でした。


改めて、記載しておきます。

当施設では犬猫の引き取りも譲渡活動もしておりません。

愛護団体だからあそこに持っていけば犬猫を助けてくれるかもと言った内容を周りに広める様な行為はおやめください。

施設のキャパは超えている状態ですので、お世話をする事はできません。

当施設への遺棄は絶対におやめください。

犬猫の遺棄については、犯罪行為として警察その他通報致します。


宜しくお願い申し上げます。

動物愛護&ボランティアJustice

動物愛護&ボランティアJustice☆小さな森の犬猫舎

南の国の森の中のちいさなお家で 自分達にできる範囲での動物愛護活動と人や自然をはじめ、いろいろボランティアを行っています 尊い大切な命 私たちの出来ることで 大切なちいさないのちを護りたい 周りにちいさな愛を紡ぐ活動をしていきたい それがJusticeの願いです 私達Justiceは正義ではなく公明正大の意味 人も動物も自然も、みんなが幸せな気持ちで暮らせるような活動に取り組みます

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